１．ミロンガってどんな場所？

 

ミロンガは、タンゴのダンスパーティーです。

 

平日の夜、仕事終わりにぷらっと立ち寄ったり、休日にちょっとおめかしして出かけて、踊りや会話を楽しむ「タンゴ好きが集う場所」。

 

エフェクトタンゴでは、金曜日（20:00〜23:00）と日曜日（17:00〜20:00）に開催されています。

 

ミロンガでは、DJが選曲したタンゴの音楽が流れ、フロアで踊ることができます。

 

楽しみ方は人それぞれ。

好きな曲がかかったら、その曲を一緒に楽しみたい相手を誘って踊る人、友達とワイワイおしゃべりを楽しむ人と色んな方が集います。

踊らなくても大丈夫ですので、初心者の方もぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか？

ミロンガによっては、オルケスタによるLIVE演奏やプロダンサーによるショーが行われる日もあります。

 

２．知っておきたいミロンガのルール

 

（1）ミロンガで踊る場合は、男性から女性を誘います。

本場アルゼンチンでは、カベセオといって"視線"で誘う方法があります。

 

お互いの視線が合えば、フロアまで男性がエスコートして踊り始めます。

 

日本では、直接男性が女性のところまで行って「踊っていただけませんか？」と誘うことも多いです。

 

（2）女性は男性の誘いを断る権利があります。

女性はもし踊る気分でなければ「今、休んでいるので」とスマートに断ることもできます。カベセオなら、さりげなく視線をはずせばよいだけです。

 

（3）1タンダが終わりコルティナ（タンゴ以外の曲）が流れたら、一度はフロアから出ましょう。

ミロンガで流れる曲は、3～4曲がひとまとまり（1タンダ）になって構成され、タンダ間には必ずコルティナというタンゴ以外の曲がかかります。

 

（4）曲が流れる前に、女性を誘うことはマナー違反です

踊りに誘う際にはタンダの最初に流れる曲を聞いて、「この曲は彼女と踊りたい」と踊る相手を見つけます。

 

（5）踊る場合、フロアを反時計回りに大きな円（ロンダ）を描きながら踊ります

基本的には前のペアを追い越したり、ぶつかったりしないように男性が注意しながら女性をリードして踊ります。

上手なペアが多いミロンガはロンダが滞りなく見ていて美しいものです。

 

３．知っておきたいミロンガのマナー

 

（1）身だしなみを大切にしましょう。

男女の距離が近いタンゴでは、お互いに気遣いがあってこそ気持ちよく踊りを楽しめます。

ミロンガによって雰囲気は異なりますが、身だしなみを整え、デオドラントなどに注意しましょう。

 

（2）パートナーときている女性を誘うとき

パートナーと来ている女性を誘う際には、パートナーの男性に一言「お誘いしてもよろしいですか」と断ったり、踊り終わった後に「ありがとうございました」と声をかけると紳士的です。

 

（3）会話はスマートに

その日初めて踊る場合、お互いの緊張が少しでもほぐれるように、ちょっとした会話をするのも有効かもしれません。

ただ、踊っている最中におしゃべりが多いのは困りもの。曲と曲の合間にさりげないおしゃべりができるのが素敵です。